火災保険のポイント 1-建物の構造を正しく把握する

木造でも耐火構造なら保険料は安くできます。住宅の構造は正しく把握できていますか?

構造級別
火災保険の保険料は、構造級別によって基本的な保険料が決まります。
一般的に住宅建物の構造は、柱や外壁の使用建材により、A・B・C・Dの四つで分類され、火災保険の対象となる 物件(家財を保険の対象とする場合はその収容建物)が、どの構造に該当するかで、構造級別が決まります。

構造の例)
A構造・・・柱・外壁ともにコンクリートで出来ているような、耐火性能が最も優れた建物
B構造・・・鉄骨造で外壁が不燃材料か準不燃材料外壁や木骨造で外壁が不燃材料(一部)の建物
C構造・・・木骨造りで外壁が不燃材料(一部)や準不燃材料の建物
D構造・・・昔ながらの日本家屋に代表されるような、柱も壁も木で出来ている建物

保険料はA構造が最も安く、B、C、Dとなるに従って高くなります。
A構造 B構造 C構造 D構造
← 高い       安い →

※あくまで上記は一例です。お客様の物件に関しまして疑問、質問がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
日本で多いのはC構造、ただし…
ちなみに、日本の一戸建ての住宅で最も多いのは、柱が木で、外壁はモルタルなどの不燃材で出来ている構造の住宅ですが、この場合はC構造に該当します。
ただし、上記はあくまでも一般的な区分であり、木造住宅であっても、特に火災に強いと認められた工法で建てられている場合や、ツーバイフォー住宅などの場合は、本来の構造よりもワンランク安い保険料で保険に加入できる場合があります。
また、コンクリート造りのマンションの場合は、保険会社によっては、M構造という独自の基準を設けて、A構造よりも更に保険料を安くしている会社もあります。
火災保険をかける上では、建物がどの構造に該当するかで保険料は大きく変わってきますので、まず、どの構造に当てはまるのかを把握する事が非常に重要になってきます。
構造を正しく把握できていますか?
保険を掛ける際に、物件がどの構造ランクに該当するのかは、通常お客様のご申告に基づいて、保険会社や保険代理店の担当者が判断します。
保険のプロと言われる人達でも構造の判断を誤ってしまうケースが結構あります。保険の自由化によって、各保険会社の規定や商品が複雑になっている事に加えて、特殊な建築材料を使用した住宅などが増え汎用のマニュアルでは判断できない事例が増えている事が背景としてあるようです。
弊社では、火災保険に特化したアドバイザーがおり、定期的に一級建築士の方を招いて最新の住宅事情などの研修を行うなどして研鑽を積んでおります。物件の判定について疑問が生じた場合はお気軽にお問い合わせ下さい。