保険金額設定における注意事項

火災保険の引受にあたっては、契約時点での評価額をもとに適正な保険金額の設定を行うことが必要です。
保険金額が評価額より多すぎたり少なすぎたりした場合は、保険料がムダ払いとなったり、 十分に保険金が支払われないこととなりますので、評価額=保険金額となるように設定しましょう。

  1. 超過保険の場合
    保険金額が、評価額を超過する保険のこと「超過保険」といいます。事故の際、支払う損害保険金は、時価額(または再調達価額)が限度となります。
    「超過保険」の場合、超過部分には被保険利益が存在しないので、保険金額の評価額を越える部分の保険料はムダになってしまいます。
  2. 一部保険の場合
    保険金額が、評価額を下回っている保険のことを、「一部保険」といいます。
    損害額が保険金額の範囲内であっても、保険金は、評価額に対する保険金額の割合によって削減される場合があります。
    したがって、損害額全額が支払われないことになり、十分な補償が得られません。
  3. 重複契約がある場合
    保険金額の設定当たっては、同一の保険の目的に対し、他の保険契約(共済を含みます。)が付帯されていないか確認します。
    他の保険契約がある場合は、申込書の「他の保険契約」欄に記入し、それぞれの契約の保険金額を合算した金額が評価額を越えないように、保険金額を設定します。