
- 原因
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10年ほど前から、ヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頚がんの原因の1つとして考えられています。 これは性行為で感染するウィルスの一種で、中でも16型や18型のHPVに感染していると、 子宮頚部異型上皮や子宮頚がんを発症する可能性が高いとされています。
状況証拠ですが、これらHPVは正常女性の10%しか感染していないのに対し、 子宮頚部異型上皮ではほぼ100%、浸潤子宮頚がんでは80%程度の感染率であること、 子宮頚がんの発症は統計的に性習癖に相関があること(初体験年齢が低いと子宮頚がんの発症率が高い、などとされています)、 またHPVの持つE6・E7と呼ばれる部分が正常細胞の働きを抑制することから、 現在ではHPVが子宮頚がんの原因として最も有力視されています。
現在判明しているのはここまでですので、HPVが子宮頚がんの原因であるとは言い切れません。 このためご質問あるように性交渉が子宮頚がんの原因であるように表現するのは不適切です。 またご本人の性交渉は少なくても、交渉相手の経験が多ければHPVに感染する可能性は高くなります。 患者さんご本人の異性経験が多いように表現するのは誤りであると考えます。
HPVについて現在はっきりしているのは、それが性行為感染症であり、子宮頚がんの原因の1つである可能性が高いということです。 また日本産婦人科学会の報告にあるように、現在性行為感染症は全体として増加中で、 特に腹痛や不妊症の原因となるクラミジア感染症は急増しています。 やはり不特定多数との性行為等、感染の危険性の高い行為は慎んだほうがよいと言われています。
- 予防
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性行為時のコンドーム使用はHPVの感染予防に有効です。また他の性感染症予防にも役立ちます。
禁煙も有効です。







